群青色日記

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help リーダーに追加 RSS 燃料投下しすぎです〜船場吉兆

<<   作成日時 : 2007/11/19 00:00   >>

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賞味期限を改ざんした吉兆がますます泥沼にはまっている。

会社ぐるみで偽装を行っていた疑いが濃くなった船場吉兆で、販売責任者を自社の料理店に呼び出した湯木取締役は個室で「何としても会社を守っていかないといけない」と話し、あらかじめ用意していた「不正はすべて販売責任者が行った」とする内容の事故報告書を示して署名を求めたという(15日読売新聞)。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/kaizan/ka_07111502.htm

「消費期限」ではなく「賞味期限」の問題であるとはいえ、偽装である以上は、買い手を欺くものであり、コンプライアンスの点から許されるものではない。

ただ、買い手の意見としては、賞味期限だから食べられないわけじゃない、鮮度が落ちたものを売って風評が下がるならば売り手にもリスクがある、という意見が、少数だがある。賞味期限偽装が起きたらこのレベルでしのぐのが一番会社につく傷をすくなくする方法である。

ところが船場吉兆の湯木取締役は、傷をゼロにすることしか頭になかったようだ。ゼロにするために、自分に責任はない、部下(どころかバイト)や取引先の責任だ、という「うそにうそを重ねる」やり方を進めていく。「なんとしても会社を守っていかないといけない」という闘志を公正な活動にコントロールできず、ゆがんだ形でしか表現できなかったのは、当人の能力と教養のなさというほかない。

聞くところによると、創業者である故湯木貞一氏は、その子一男四女の長男に「本吉兆」を継がせた他、4人の娘には料理人の婿養子を迎え、それぞれ「東京吉兆」「京都吉兆」「船場吉兆」「神戸吉兆」とのれんわけをさせたらしい。船場吉兆の取締役も、料理人としては能力も知識もあったのかもしれない。

しかし会社経営は、金儲けだけしか考えなくなると、必ずこういう場面で失敗する。必要なのは、過去の歴史の知識だったり、未来に向けたあるべき会社の姿だったり、そういう教養が不可欠で、コンプライアンスというのも、実はそういう文脈で理解することもできる。

コンプライアンスについていえば、そんなに教養レベルまでさかのぼらなくとも、湯木取締役がいみじくも指摘する「会社を守っていかないといけない」という金儲けのレベルでも理解できる話だ。市場に物があふれている現代では、消費者の嗜好にあわせて商品を提供するサービスモデルが頭打ちの状況にあり、むしろ消費者からの信頼を失わないことが重要になってくる。そうだとすれば、仮に偽装しても、事実を明らかにし、取るべき責任を経営者が取ることが、「会社を守る」唯一の道である。

自身の保身について言えば、「身を屈し、分を守り、天の声を待つ。昇竜の淵に潜むは上らんがため」。三国志の劉備が、漢王室の復興を願いながら一武将として、ある君主(劉表だったか?)に従属しなければならなかったときにそう心境を語ったものである。いったん退いて次のタイミングを待てばいいでしょう。

ただ、いい数字だけを報告し、ミスはすべて部下のせいにしながら、はきはきとした根拠のない言い切りを得意とするプレゼンターにかぎって出世したりするような組織は、ろくなことにならない。そういう「くわせもの」はどこの組織にでもいるんだけど、そのあたりは組織のトップの認識眼次第だろう。

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湯木喜久郎
 船場吉兆の湯木喜久郎さん。まぁ、怒りというか、そういうものしか、この人にはないですねぇ。賞味期限ラベル張替えは、パートの独断でやったって、まだ、言い張っているのか。 ...続きを見る
ブログライブ
2007/11/19 18:02
船場吉兆社長様
中小零細企業を名指しすることは控えたいのですが……湯木尚治取締役のインタビューを見ました。一連のニュースによれば、彼は自分より年配のパートの人達にも高圧的な人物らしいです。つまり会社の地位という権威により他者を従わせようとするタイプです。このタイプがこ... ...続きを見る
中年ニート日記
2007/11/22 15:30

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