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以前、もみじマークの是非を扱ったこのブログの記事(昨年12月27日)で、 千葉県警が免許更新時に高齢者を対象にした能力検査をしていることを書いた。 ところが東京都では、推計で1600人ほどいる認知症の疑いのあるドライバーに対して、この6月から「認知機能検査」を導入するらしい(8日東京新聞)。 認知検査機能は、免許更新時に30分ほど行うペーパーテストで、日時を答えてもらったり、動物の絵を見ていくつ覚えられるかなど時間感覚や記憶力を確かめるようだ。 ところで、東京、神奈川、埼玉、千葉の4都県について、行政施策の先進度をおおざっぱに格付けすれば、東京に次いで2位が神奈川で、ここまでは不動だが、埼玉と千葉は互いに壮絶なビリ争いをしている。 そのため、たとえば千葉県が何か新しい制度を導入するのを決めるときに「埼玉が導入しているか」は重要な分水嶺になる。 先進度で先頭を走る東京都にもかかわらず、認知機能検査はこの6月になって初めて導入されるのだから、それに先行して、千葉県が同程度の検査を行っているとは考えにくい。 そこで千葉県警のホームページをみてみると、実施しているのは「検査」ではなく「講習」であった。6150円の手数料を払って座学1時間、実技2時間の講習を受講すれば更新してくれるのだ。 ただ、いずれにせよ少なくとも自分が運転する道では、老人が運転する危ない車に出会ったことはない。 それはおそらく、電車などの公共交通機関が発達している都市部だからなのかもしれない。交通網が整備されれていれば、日常生活に支障が出るレベルに能力が低下した老人は、敢えて車を運転せず、公共交通機関を利用するようになるからである。 これに対して交通網が整備されていない地方では事情が異なる。 生活に必要な移動は車に頼るしかなく、足として頼れる若年層が都市に流出している事情を合わせて考えると、日常生活に支障が出るレベルになった老人でも車を運転するほか、移動手段はなくなるからだ。 その点から言えば、もみじマークの装着は、地域的な運用上の配慮が必要ということになるのかもしれない。 |
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